Clutch Assy

 クラッチ板がよく、張り付くとの事で
原因を調べるべく分解。

 張り付いています。
 湿気の原因もありますが、
シェルの奥の部分にオイルが。
オイル漏れにより、ディスクプレートが
シェルに張り付いてしまい、
クラッチがちゃんと切れずに、
ギヤを入れた時にエンストしてしまいます。
 チェーンもベルトも緩めた後、
シェルを分解します。
主なオイル漏れの原因はこの、
ハブナットのシール部分ですが、
今回はスプロケもついでに交換なので、
ベアリングサポートも取り外します。
 キーを抜き、スプロケも外します。
 各部からオイル漏れがあります。
洗浄してシールを取り外します。
まずはメインドライブギヤシール交換。
スペーサーも摩耗していたので交換。
これを換える時はメインドライブギヤの
エンドプレイを必ず点検します。
次にメインシャフトシールを交換。
Jamesのダブルリップ使用。
これおすすめです。
スプロケを23Tから25Tに交換。
スプロケットナットも、
ディュオシールナットの新品に交換し、
ベアリングサポートのベアリングも、
スムーズじゃなかったので交換。
チェーンも新品に交換し、
サポートを取付け。
取り外したシェル本体。
クラッチハブ。
クラッチハブもスタッド部分が
かなり消耗して溝が出来ているので交換。
新品のハブ。
初めからグリスが付いていますが、
あまり良いグリスではないのと、
細かいゴミの噛み込みを防ぐため、
一度分解し、洗浄します。
良質なグリスを塗布し、
シェル本体に組み込みます。
ジャダーを押さえる為に、
ラムジェットリテーナに交換します。
A.B.Cとありますが、
一番ガタが少なくスムーズに回る場所に合わせます。

ハブナットシールも交換ですが、
対策としてシールを2重に打込みます。
キー位置を合わせて
シェルとバブのAssyを組み込みます。
ハブナットを締め付け、
ロックタブを曲げたら
クラッチ板を組み込みます。
折角分解したので、
綺麗にします。
ブラスト処理して、

各部ペイント。
各部取付けベルト張ってチェーン張って、
クラッチ調整して完成。
ちょっとの手間で、大分見違えます。



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