1968"XLCH トランスミッションO/H

 引き抜いたXLのミッション。
 確認しながら分解します。



メインシャフトのベアリングレースが変摩耗していた為、
 取外し、
 新品を圧入します。
 この値を基準に、ベアリングを選定していきます。
トランスミッション内部のベアリングも、
 全て新品に交換します。
 目で見て判断しにくいですが、
ベアリング類は消耗部品なのでどうせ開けたなら交換です。
 しばらく持つかもしれませんが、
すぐ壊れるかもしれません。
そういったリスクを避けたいですよね。
 メイン、カウンターシャフトのエンドプレイを確認する為、
 仮組し、測定。
 この数値を元に、シムを選定します。
もちろん選定後のシムを入れて仮組。測定。
本組み前に確認作業は怠りません。
ポールキャリア。
 この部分がシフトとリンクしており、
これが回転される事により、
 シフターシャフトを動かし、
ギヤが入るという大事な部分です。
 分解してみた所、スプリングが切損してました。
2本とも新品に交換し、
組付けます。
 ミッション単体で、仮組し、
 各ギヤの位置をチェック。
 位置を合わせる為、シフターフォークが長さ違いで出ていますので、
測定し、それに合わせて交換します。
シフターフォークも摩耗が酷かった為、交換しました。
  各ギヤの入りと位置をチェック。
 これでミッションは完成です。







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